ビタミンCとは?コラーゲンとの関係と、食事・サプリメントでの上手なとり方

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ビタミンCは、果物や野菜でおなじみの栄養素です。コラーゲンとの関係や、1日にどのくらいとればよいのか、体にためておけないビタミンだからこそ大切な「こまめなとり方」をまとめました。

この記事の目次
  1. ビタミンCの働き
  2. どのくらいとればいい?
  3. ビタミンCを多く含む食品
  4. こまめにとるのがコツ
  5. サプリメントでとるときの注意
  6. よくある質問
この記事のポイント
  • ビタミンCは水に溶けやすい水溶性ビタミンで、コラーゲンの合成や、鉄の吸収にかかわる
  • 成人女性の推奨量は1日100mg(日本人の食事摂取基準2025年版)。妊娠中・授乳中は付加量がある
  • たくさんとっても体にためておけないので、毎食の果物・野菜からこまめにとるのが基本
  • 喫煙する人は必要量が高まるとされる。サプリメントで1日1g以上とることはすすめられていない

ビタミンCの働き

ビタミンCは、水に溶けやすい「水溶性ビタミン」の一つで、化学的には「アスコルビン酸」と呼ばれます。体の中ではつくることができないため、食事からとる必要があります。

ビタミンCの大きな役割の一つが、皮膚や血管、骨などをつくるコラーゲンの合成にかかわることです。コラーゲンはたんぱく質の一種で、体の中でつくられるときにビタミンCが必要になります。コラーゲンを含む食品やサプリメントを選ぶ方も多いですが、材料になるたんぱく質と、合成を支えるビタミンCの両方を食事でとることが大切です(コラーゲンの基礎知識)。

また、ビタミンCには抗酸化作用があることや、植物性の食品に含まれる鉄(非ヘム鉄)の吸収を高めることも知られています(鉄の基礎知識)。

栄養機能食品では、ビタミンCについて「皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です」という表示が認められています。商品に書かれた表示はこの範囲のもので、それ以上の働きを国が認めたものではありません(保健機能食品の違い)。

どのくらいとればいい?

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、ビタミンCの量は次のように定められています。

対象(女性)推定平均必要量(1日)推奨量(1日)
18〜29歳80mg100mg
30〜49歳80mg100mg
50〜64歳80mg100mg
妊娠中(付加量)+10mg+10mg
授乳中(付加量)+40mg+45mg

男性も18歳以上は推定平均必要量80mg、推奨量100mgです。

通常の食事でとりすぎて健康を害したという報告はないため、耐容上限量(これ以上とると健康を害するおそれがある量)は定められていません。ただし、通常の食品以外から1日1g(1,000mg)以上をとることはすすめられないとされています。

ビタミンCを多く含む食品

ビタミンCは、果物や野菜、いもに多く含まれています。主な食品の例です(可食部100gあたり、日本食品標準成分表をもとにした健康長寿ネットの資料より)。

食品ビタミンC(100gあたり)目安の量
赤ピーマン170mg1個100g
ブロッコリー140mg1株250g
キウイフルーツ(黄肉種)140mg1個80g
いちご62mg1個15g
キャベツ41mg1枚95g
じゃがいも(皮つき)28mg中1個150〜200g

ビタミンCは熱や水に弱く、ゆでると煮汁に溶け出しやすい性質があります。生で食べられる果物や野菜を取り入れる、加熱は短時間にする、スープにして汁ごととるなどの工夫がおすすめです。じゃがいもやさつまいものビタミンCは、でんぷんに守られて加熱後も比較的残りやすいといわれています。

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こまめにとるのがコツ

ビタミンCは水溶性のため、一度にたくさんとっても、使われなかった分は尿として出ていきます。体にためておけないので、朝・昼・夜の食事それぞれで少しずつとるのが理想です。

  • 朝食に果物を1品足す(キウイフルーツやみかんなど)
  • 昼食や夕食に、ブロッコリーやピーマンなどの野菜のおかずを1品
  • 野菜は1日350gが目標(健康日本21)。両手にのる量が約100gの目安
  • 野菜ジュースやサプリメントのビタミンCは、野菜から食べるより早く体の外に出るとされる。食事の代わりではなく補助として考える

なお、喫煙によってビタミンCの必要量が高まることが知られています。たばこを吸う方や、受動喫煙が多い方は、とくに意識して果物や野菜をとりましょう。風邪などの感染症のときも、必要量が増えるとされています。

サプリメントでとるときの注意

ビタミンCは、単体のサプリメントのほか、マルチビタミンや美容目的のドリンク、コラーゲンのサプリメントなどにも含まれていることがよくあります(マルチビタミン)。

  • 1日の目安量を守る。複数のサプリメントや清涼飲料を併用している場合は、合計量を確認する
  • 大量にとると、おなかがゆるくなることがある。体調の変化を感じたら量を見直すか、やめて様子を見る
  • 過剰にとった場合の体への影響については、まだはっきりした結論が出ていない点もある。「多いほどよい」とは考えない
  • 薬を飲んでいる方、腎臓の病気など持病のある方は、医師・薬剤師に相談してから使う(飲み合わせの注意)
  • 妊娠中・授乳中は付加量があるが、まずは食事から。サプリメントを使う場合は医師に相談する
  • 健康診断や病院の検査(尿検査など)の前は、ビタミンCのサプリメントを飲んでいることを伝えておく

よくある質問

ビタミンCをたくさんとれば、肌がきれいになりますか?
ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素ですが、たくさんとるほど肌によいというものではありません。たんぱく質やほかのビタミン・ミネラルも含めて、バランスよく毎日とることが大切です。
果物が苦手です。野菜だけでも足りますか?
ブロッコリーやピーマン、キャベツ、じゃがいもなど、野菜やいもにもビタミンCは多く含まれています。1日350gの野菜を目標に、加熱しすぎない調理法で取り入れれば、果物が少なくても補いやすくなります。
サプリメントは1日1回でいいですか?
商品に書かれた1日の目安量と飲み方に従ってください。ビタミンCは体にためておけないため、食事でも毎食少しずつとることを意識しましょう。
まとめ

ビタミンCは、コラーゲンの合成や鉄の吸収にかかわる水溶性ビタミンで、成人女性の推奨量は1日100mgです。体にためておけないので、果物や野菜を毎食少しずつとるのが基本です。サプリメントを使う場合は目安量を守り、ほかの商品との重なりや、薬・持病・妊娠中・授乳中の注意を確認しましょう(サプリメントの選び方ガイド)。

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この記事を書いた人:サプリッチ 管理人

40代・主婦。サプリメントや健康食品を自分で購入して試し、飲みやすさや続けやすさを正直にレビューしています。基礎知識の記事は、厚生労働省・消費者庁・国立健康・栄養研究所などの公開情報をもとにまとめています。運営者情報

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