お試し価格・定期購入のトラブルと対処法|申し込み前の確認と、困ったときの相談先

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サプリメントや健康食品の通販では、「お試しのつもりが定期購入だった」という相談が後を絶ちません。申し込み前に確認したいことと、困ったときの対処法・相談先をまとめました。

この記事の目次
  1. どんなトラブルが多い?
  2. 通販にはクーリング・オフがない
  3. 「最終確認画面」でここを確認
  4. 困ったときの対処法
  5. よくある質問
この記事のポイント
  • 通販には、訪問販売のようなクーリング・オフ制度はない。返品や解約のルールは申し込み前に確認する
  • 2022年6月施行の改正特定商取引法で、申し込み直前の「最終確認画面」に定期購入の条件などを表示することが義務になった
  • 表示がなかったり誤解させる表示だったりして申し込んだ場合は、申し込みを取り消せることがある
  • 困ったら、販売業者とのやりとりを記録して、消費者ホットライン「188」に相談する

どんなトラブルが多い?

国民生活センターや各地の消費生活センターには、サプリメントや健康食品、化粧品などの「定期購入」に関する相談が多く寄せられています。よくあるのは、次のようなケースです。

  • 「初回500円」などのお試し価格で1回だけ買ったつもりが、実際は数回の購入が条件の定期購入だった
  • 2回目以降は通常価格になり、合計の支払いが思っていたよりずっと高かった
  • 「いつでも解約できる」と書いてあったのに、電話がつながらない、解約の受付期限が短いなどで解約できなかった
  • SNSの広告から申し込み、販売業者の名前や連絡先をよく見ていなかった

お試し価格そのものが悪いわけではありません。大切なのは、申し込む前に条件を確認することと、困ったときに一人で抱え込まないことです。商品の選び方全体については、選び方ガイドの「定期購入で失敗しないために」もあわせてご覧ください。

通販にはクーリング・オフがない

訪問販売や電話勧誘販売には、一定期間内であれば無条件で契約を解除できる「クーリング・オフ」制度があります。しかし、インターネット通販やテレビ・カタログの通販には、クーリング・オフ制度はありません。

通販で返品できるかどうかは、販売業者が定めた「返品特約」によります。返品特約が表示されていない場合は、商品を受け取った日から8日以内であれば、送料を消費者が負担して返品できるというルールがあります。返品できない、未開封に限るなど、特約の内容は業者によって違うので、申し込み前に確認しましょう。

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「最終確認画面」でここを確認

2022年6月1日に施行された改正特定商取引法では、インターネット通販などで、申し込みを確定する直前の画面(最終確認画面)に、次のような契約内容をはっきり表示することが販売業者に義務づけられました。

表示される内容確認したいポイント
分量定期購入の場合、何回の購入が条件か、各回の量はどれだけか
販売価格・支払総額2回目以降の価格、条件の回数分を合計した金額
支払いの時期・方法いつ、どの方法で支払うのか
引渡しの時期2回目以降はいつ届くのか、発送の間隔
申込みの期間「今だけ」などの期限がある場合、その具体的な期限
申込みの撤回・解約解約の方法、受付期限、条件の回数より前に解約できるか、違約金の有無
  • 申し込み前に、最終確認画面をスクリーンショットで保存しておく
  • 販売業者の名前・住所・電話番号を「特定商取引法に基づく表記」で確認する
  • 申し込み後に届く確認メールも消さずに保存する
  • 解約方法が電話だけの場合は、受付時間や受付期限を確認しておく

困ったときの対処法

1. 契約内容とやりとりを確認・記録する

まずは、注文時の画面や確認メール、届いた商品の明細などで、契約内容を確認します。販売業者に連絡するときは、日時・担当者名・話した内容をメモしておきましょう。メールやお問い合わせフォームなど、記録が残る方法でも連絡しておくと安心です。

2. 申し込みを取り消せる場合がある

改正特定商取引法では、最終確認画面に必要な表示がなかったり、定期購入ではないと誤解させるような表示があったりして、消費者が誤認して申し込んだ場合、その申し込みを取り消すことができるとされています。また、解約を妨げるためにうそを言うことも禁止されています。取り消せる期間には限りがあるので、おかしいと思ったら早めに相談しましょう。

3. 消費者ホットライン「188」に相談する

自分で解決するのが難しいときは、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、最寄りの市区町村や都道府県の消費生活センターなどにつながります。契約内容がわかるもの(スクリーンショット、メール、明細など)を手元に用意しておくと、相談がスムーズです。クレジットカードで支払った場合は、カード会社にも状況を伝えておきましょう。

取り消しや返金ができるかどうかは、個別の事情によって異なります。具体的な判断は、消費生活センターなどの相談窓口で確認してください。

よくある質問

定期購入の商品を受け取らなければ、契約はなくなりますか?
受け取りを拒否しても、それだけで契約がなくなるわけではありません。受け取り拒否をしたことで、かえって話がこじれることもあります。まずは契約内容を確認し、販売業者に解約を申し出るか、消費生活センターに相談しましょう。
サプリメントが体に合わなかった場合も、決まった回数を買わないといけませんか?
体調不良を理由にした解約を受け付けるかどうかは、業者が定めた条件によります。申し込み前に解約条件を確認しておくことが大切です。体調が悪くなった場合は、まず飲むのをやめて、医療機関に相談してください(サプリメントの正しい飲み方)。
SNSの広告で見た「モニター募集」は大丈夫ですか?
「モニター」「キャンペーン」とうたっていても、実際は定期購入が条件になっていることがあります。申し込む前に、販売業者の情報と最終確認画面の内容を必ず確認しましょう。
まとめ

通販にはクーリング・オフがないため、お試し価格の商品は申し込む前に、定期購入の条件、支払総額、解約方法を最終確認画面で確認し、スクリーンショットを残しておきましょう。誤解させる表示で申し込んだ場合は取り消せることもあります。困ったときは一人で悩まず、消費者ホットライン「188」に相談してください。サプリメントそのものの選び方は、サプリメントとはや選び方ガイドも参考にしてください。

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この記事を書いた人:サプリッチ 管理人

40代・主婦。サプリメントや健康食品を自分で購入して試し、飲みやすさや続けやすさを正直にレビューしています。基礎知識の記事は、厚生労働省・消費者庁・国立健康・栄養研究所などの公開情報をもとにまとめています。運営者情報

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