不二家、12年前には食中毒9人発症も公表せず

今日、izaのニュースを見ていると、下記の記事がでてました。

消費期限切れ原料の使用問題で揺れる大手菓子メーカー「不二家」(東京都中央区)の洋菓子が原因とされる集団食中毒が平成7年6月に発生し、製造した泉佐野工場(大阪府泉佐野市)が 府から営業停止を命じられていたことが17日、わかった。 洋菓子を食べた9人が下痢などを訴えたというが、当時、同社はこの事実を公表しておらず、製品の回収もしていなかった。 府などによると、7年6月24日、同工場で製造されたカスタードクリームを使った生洋菓子を食べた同府守口市内の住民3人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えているという通報が地元の保健所にあった。 同26日には同府吹田市や京都市でも同様の訴えがあり、患者は9人にのぼった。

いずれも症状は軽かったが、患者の嘔吐物からブドウ球菌が検出されたうえ、工場に保存されていた洋菓子からも同じ細菌が見つかったことから、泉佐野保健所は原因がこの洋菓子と断定、同工場を2日間の営業停止処分にした。
ところが同社は当時、食中毒の発生や営業停止を受けた事実について公表せず、製品の回収もしていなかった。
府も集団食中毒の公表基準となる患者数を20人以上としていたため、発表していない。

雪印のときもそうでしたが、こういう記事がでてくると、どの会社も同じようなことをやっているんじゃないかと心配になってしまいますね・・・

「サプリメント会社も大きい有名な会社を選んでおけば間違いない」などと考えずに、企業体質なども良く知っておきたいですね。
まぁ、ホームページの企業理念などを見たところで、信用できるのかは疑問ですが・・・